WEB漫画家としての、2016年の戦い方。
かっぴーです。
あけましておめでとうございます!
2016年の実現したい事を書いておきます。
2016年に実現したいこと。
2015年はTwitterで書いた事が、ことごとく実現したので、やっぱり書き記しておく事は大切だなって。これ、単純に「実現させる力がある人が見てくれたお陰」という他力本願の所業ではあるのですが、やっぱり手を挙げてやりたがる事が第一歩。
つーわけで、有権者のみなさま、よしなに〜!
・書籍化が決定する
→いま、幾つか書籍化の打診は来ているので、それが決まれば。売れるかどうかより、やっぱりメディアは単純で「著書を持っている」という事が良い名刺になりそうだと期待。
・テレビ出演する
→著書を持った状態なら、なんかイケるんじゃないかなー。SNSとかネットカルチャーのコメンテーターとか。何でも良いけど。あるいはテレビ番組の裏方、構成作家の真似事もしてみたいです。とにかく、マスに寄り添わないとジャンプしないと思ってる。テレビ大好き。
・映像化・映画化の話がくる
→「左ききのエレン」の映画化が本命。主演エレン役は池田エライザちゃんが良い。「おしゃ家ソムリエおしゃ子」は無理だろうなぁ(権利的に)SNSポリスは、鷹の爪的な短いアニメならいけるんじゃねーかと思ってる。どうかなー。
バズは3回までで良いと思う。
とにかく、2016年はマスに肩を当ててゆきたい。だって、もう最近分かったんだけど「100万PV!」とか「1万シェア!」とか、大した意味ないの。嬉しいよ、嬉しいけどTwitterのフォロワーもホームラン打つ度に2,300人くらいづつしか増えないし、いくらバズってもお金持ちにはなれないし。(ブロガーの方が儲かりますよ、漫画は量産に限界あるからね。ブログで月PV積み上げてる人の方が100倍儲けてる)
「100万PV!」でも「1万シェア!」でも良いんだけど、それ数回で良いんですよ。まぁ、2、3回までは意味あるか。1回ホームラン打てば界隈で知られる。2、3回目で再現性がある事が証明される、つまり運じゃなく実力だって分かる。そこまで行ったら、4回目のバズなんて意味ないんですよ。(もしかしたら101回目に何かあるのかも知れないですが、少なくとも僕は至って無いので知りません)
目的がフォロワー数でもPV数でも何でも良いんだけど、その成長曲線が思いっ切り鈍化するの。4回目以降は。だから、そこから再びジャンプするためにはマスしか無い。
ここで唐突に!広告業界で言う4大マスメディアの話をすると…
<旧・4大マス>
・テレビ
・ラジオ
・雑誌
・新聞
これは有名ですよね?でも、並べて見るともう古いって??
そう、近年は新・4大マスメディアと呼ばれるものがあります。
<新・4大マス>
・スマートTV(ネットに繋がっているTV)
・スマホ
・東京(屋外)
・店頭
広告業界の人以外は、後半2つは意味が分からないかもだけど、超かいつまんで説明すると「どうせスマホで写メとって拡散するんだから、街中や店頭で面白い事すりゃ良いよね」みたいな話です。
この新・4大メディアを見てみると「かっぴーの言ってる事、時代に逆行してない?」って思われそう。だけど、ぼくが思うマスメディアの現状って過渡期の微妙な時期だと思ってて。
まだスマートTVは普及し切ってないし、テレビはテレビ単体としてまだまだパワーがある。まだまだみんな紙の本を買ってる。スマホファーストのは間違いないけど、まだテレビや雑誌を包括する程ではない。
新・4大マスのインフラが整っていない。
旧・4大マスから気持ちが切り替ってない。
つまり、ごっちゃごちゃ。どっちつかず。広告の仕事をする上では、毎回都合の良い方で論理武装して提案しちゃえば良いんだけど「実際どうですか?」って聞かれたら、ごっちゃごちゃとしか言えない。
そんで、ぼくが確かに言える事は「はあちゅうはテレビ出てるから、はあちゅうなんだ」という事です。すごいですよ、このごっちゃごちゃの世界を上手く横断して生きている。テレビ出てるとね、やっぱりファンもアンチも気になります。
こいつは「発言者」なんだってマインドセットされる。「発言者」。
SNSは、全ての人を「発言者」に変えたと言うけど、冷たく言うと「発言者気取り」にさせた罪がある。セルフィーもそうだよね、タレント気取りがすごい増えた。でも、テレビ出ると「発言者」としてお墨付きをもらった様に見える。ただのアルファツイッタラーと、はあちゅうの明確な差は、やっぱりテレビ出てる事ですよ。
そんで、僕が少ない脳みそで考えた「テレビに出易くなるパスポート」が「書籍」かな〜って思ってる。書籍持ってると、やっぱ分かり易いですよ、キャスティングする側からすると。
で、ここからが本題なんですが…
いい加減、もう本当の本当に新・4大マスメディアに移行すると思ってます。あと3年?遅くても2020年までには。そして、その時こそSNSが本当の意味で「1億総発信者時代」をつくるかも知れない。ワクワクする。その過渡期なんです。
noteのSadaaki KATO / 加藤 貞顕 (@sadaaki) | Twitterさんとかと話してると、さすが先が見えてる人達は「もう書籍化しなくても、WEB原作からいきなり映画化とか狙える時代になっています」と言っている。すごいクレバーで正しいと思う。でも、やっぱりまだ少し早いと思うんですよ。2.3年くらい早い。
面白いWEB漫画が出てくる度に「これはワンパンマンみたいになるかもよ」って言いますが、この一言には「WEBで人気が出て、SNSで見出され、マスと組み書籍化され、アニメ化して、世界で人気に」って現代のシンデレラストーリーが内包されてる。まさに、これが現代の正しい勝ち方だったと思う。
このワンパンマンスキームが使える、最後のチャンスが2016年なんじゃないかなーって思う。来年、再来年辺りからは、本当にソーシャルの時代がくる気がする。分かんないけど。だから、2016年はマスにどう寄り添っていくか考えるのが懸命なんじゃないかなって思う次第であります。
そんで、2016年末には「これ、左ききのエレンみたいになるかもよ」って例え話に引用される様になってたら、もう最高ですね!
そのためには、まず描かないとね!描きます。がんばる。見てね。
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